今シーズンは雪も順調に降り、ゲレンデも全面滑走可となり、ゲストの皆様もニセコのパウダーを声をあげて楽しんで滑っています。ゲレンデコンディションも最高なので、こちらをご覧の皆様も是非遊びに来てください!!!!
さて今回は、パトロールの業務の一つでもある、ゲレンデ内で怪我をされたゲストの応急処置、救急搬送のトレーニングの様子をお伝えしたいと思います。
↑こちらは、バックボード(頸椎や背骨、大腿骨折などを負傷されたときに使う全身固定具)の固定方法のトレーニングの様子です。
↑そして、実際ゲレンデへ出て、実地トレーニングを行います。雪上や斜面では室内とは違って固定するのは容易ではありません。
↑なんやかんやと苦労しながら、いろいろ試しつつ、バックボードに傷病者役のパトロールスタッフを固定し、搬送用ボートに乗せます。
↑そして、搬送開始です。
雪深い斜面をパトロールスタッフで連携を取りながら、なるべく振動を与えないようにスピードをコントロールします。怪我された方に声をかけながら最適なルートを選び、一般の滑走者に注意を払いつつ、迅速に搬送していきます。
↑世界有数の豪雪地帯ニセコでの搬送は非常に大変です。写真からもみてとれるような足場の不安定な深雪の中、ボートを確実に降ろしていきます。
↑搬送終了後、写真中央の先輩パトロール『ターリー』が、反省点や改善点などを指摘し、実際の現場での対応をよりスムーズに行えるように、確認しあいました。
↑救助終了後は、使用した道具類を、いざという時にすぐ使えるように、所定の位置に戻します。
このようにゲレンデや山岳地帯で怪我をし、人を一人搬送するというのは非常に大変なことです。いざという時のトレーニングは日々行っておりますが、ゲストの皆様が怪我をしないように安全管理をするのもパトロールの仕事です。
皆様がニセコのパウダースノーを安全に楽しめるように、日々精進してまいります。
怪我なく楽しいスノーライフを!
それではまた皆さんお会いしましょう!!
新人、若手の成長により、出番の少ないおじさんパトロール!
『ギンガマン』でした!とううっ(/ロ゜)/